フクロモモンガの発情期と交尾について

まだまだ寒い日が続く大阪。
皆さんいかがお過ごしですか?

我が家では、がじろうとモモコが早速子作りに励んでおりました。

3月6日の夜、23時頃、いつものように餌をあげにモモンガ達のケージを覗いたところ…
餌皿が昨晩与えた時とほとんど同じで一口ほどしか食べていない様子でした。
がじろうとモモコもポーチの中で静かにしています。
いつもだったら外に出てケージの中で遊んでいるのに…

そう思ってポーチの中をのぞいてみたら交尾していました!!!

1時間後

新しい餌を持って行ったら、な、なんと
ポーチから出て、ケージの下で交尾続行中!
思わず動画に収めてしまいました。

刺激的なので見たくない方はスルーしてね!
↓↓↓


この動画のように、オスはしっかりとメスの首元に噛み付いて離れないようにしながら交尾を行います。

フクロモモンガの発情期、および交尾の時期は、メスのフクロモモンガのお腹の袋(育児嚢)の中のベビーが育って脱のう寸前か脱のう直後になります。
フクロモモンガは交尾後2週間ちょっとで出産します。
その後生まれたベビーはお母さんのお腹の袋へ入り込みそこで70日〜90日近く過ごします。

これを1サイクルとすると一年に3〜4回ほど発情期があります。

フクロモモンガは熱帯に住む哺乳類なので一年中繁殖が可能なのです。

ちなみに、四季がはっきりしている地域に生息する動物は殆どが春に出産の時期を迎えますね。例えば日本だと、、
ネコ、馬、ニホンザル、シマリス、カモシカ…などなど

なぜ春に出産をするのでしょう?

それは気候も暖かくなり、生まれたばかりの子供が生き延びやすくなり、春から夏にかけて餌が豊富になるからです。

反対に、一年中同じ気温で四季の変化がない熱帯では常に餌は豊富にありますよね。

そういう理由でフクロモモンガは一年中が繁殖期なのです。

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こんな可愛い顔してヤルときは男!ながじろうでした〜〜


※3月8日の晩、モモコのベビーが脱のうしていました…交尾から2日後でしたね。
でわでわ

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